(1)★
7)3□5□6  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □93□
(2)★
□52□ × 3□ ―――――――― □0□8 4□□2 ―――――――― 4□7□8
(3)★
A3B - 3BA ―――――― 189
(4)★
EAK _____ AE)ETFG EK ――――― AF AE ―――― KG KG ――― 0
(5)★
2□□□ ________ 1□5□)□□□□□□6 □7□□ ―――――――― □□□□ 5□□□ ――――――― □□□□ 8□□□ ―――――― □□□□□ □□□5□ ―――――― 0
“虫喰い算”大会 第十三会場
本会場から、問題の数は四つになりました。数は一つ減りましたが、問題の質は格段にむつかしくなりましたから、十分歯ごたえがあると思います。 歯ごたえがありすぎる! ああ、そうですか、そうですか。 でも、もう第十二階選士になられたのですから、これくらいの歯ごたえがないとお気の毒に存じまして、かくの通り……。
(1)★
□□7□□ □10□9 □006 + □9 ――――――――― 2□□□□1
(2)★
285 × □□ ――――――― 1□2□ □□□ ――――――― □9□□
(3)★
□7□ ______ □□)17424 □□ ―――――― □52 □□□ ――――― □□4 □□4 ―――― 0
(4)★
PLPR _______ QSV)TMBLRD SBT ――――――― RSL QSV ―――――― VPR SBT ――――― LDDD LBLD ――――― LBM
“虫喰い算”大会 第十四会場
第十四会場はこちらです。いよいよ歯ごたえがございますよ。 (2)は、今までにない分数の問題です。慣れないものにぶつかると、ちょっと面喰います。面喰うところが、なかなかいい気分であります。そうは思われませんか。 (3)も面白く、(4)の覆面算は、なかなか苦心のあとがあり、3と4と二つの数字がスフィンクスの目のように光っているところに御注目……。
(1)★
4□□ × □□ ――――――― 19□□ 3□0□ ――――――― □□0□□
(2)★
□□□□ 5――――― = 9 □□□
註:―― 1から9までの九種の数字をはめこむこと(5と9とは既に使ってありますね)
(3)★
□□□ ______ □□□)□□□□5 742 ―――――― □□□□ 1113 ――――― □□□□ □□□□ ―――― 0
(4)★
PXEP ________ AZH)AZJAJJM AYG3 ―――――――― AMXJ AMMZ ――――――― 4XJ MMJ ――――― AYGM AYGM ――――― 0
“虫喰い算”大会 第十五会場
ここが第十五会場です。遠い道路のちょうど半分に当ります。 (1)は小手調べ。(2)は快刀乱麻を断つ――というほどではないが、一度でばらばらと解けてしまいます。(3)は軽く貴下を楽しませてくれるでしょう。(4)は相当骨が折れます。まず三時間はかかりましょう。二時間なら早い方です。半日かかったとか、念入りな人は二日もかかったと申します。(お解きになった後で本書の第一一六頁をごらん下さい、失礼)[#底本で第一一六頁にあるのは、例題七です。]
(1)★
□7□ × □5 ――――――― □□9□ 1□56 ――――――― 16□□□
(2)★
9)NNN  ̄ ̄ ̄ ̄ N7
(3)★
BTS ______ PQA)TSBTS CQB ―――――― ASQT ADQT ――――― AQQS AQQS ―――― 0
(4)★
□7□□□ _________ □□□)□□□□□□□□ □□□□ ――――――――― □□□ □□□ ―――――― □□□□ □□□ ―――――― □□□□ □□□□ ―――― 0
“虫喰い算”大会 第十六会場
第十六会場はこちらです。さあさあお入りなされませ。第十五階選士の皆々さま。 (1)と(2)は軽くパスして、(3)は除数の十位をまず解くことにし、(4)は左右対称なるもの同志を掛けあわせてあるところが面白く、しかもその答たるや敢えて対称でないところに……。 お喋りの虫がまた活気づきました。困りましたね、引込みましょうか。
(1)★
□0□ × □6 ――――――― 5□2□ □□□6 ――――――― 4□58□
(2)★
3A)1B3A  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ B1
(3)★
□□□ ______ A□A)□□A□A □□6 ―――――― □□□ □□8 ――――― □□□ □□□ ―――― 0
(4)★
ABCBA × ABCBA ―――――――――――― ABCBA BXZXB CZGZC BXZXB ABCBA ―――――――――――― ANAPJLJXA
“虫喰い算”大会 第十七会場
ここは第十七会場です。 前の会場で、貴下は“第十六階選士にもなるとどうも問題が物足りなくてね”といわれた由。 それはどうもお気の毒さま。前会場は、半道を越えたお疲れ直しのつもりで設計をして置きましたが、さようにお元気ならば、はいはいよろしゅうございます。次に用意いたしました四つの問題、どうぞ御満喫を願います。但し時計の針が、明日の目盛へ進むようなことにならぬとも限らず、目覚時計をかけてから取懸っていただきましょうか。
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