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中国怪奇小説集(ちゅうごくかいきしょうせつしゅう)06宣室志(唐)

作者:未知 文章来源:青空文库 点击数 更新时间:2006-8-27 17:45:31 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语


   ※(「(「急-心」+攵)/れんが」、第4水準2-79-86)

 俗に伝う。人が死んで数日の後、ひつぎのうちから鳥が出る、それを※(「(「急-心」+攵)/れんが」、第4水準2-79-86)さつという。
 太和年中、鄭生ていせいというのが一羽のおおきい鳥を網で捕った。色はあおく、高さ五尺余、押えようとすると忽ちに見えなくなった。
 里びとをたずねて聞き合わせると、答える者があった。
「ここらに死んで五、六日を過ぎた者があります。うらない者の言うには、きょうは※(「(「急-心」+攵)/れんが」、第4水準2-79-86)がその家を去るであろうと。そこで、忍んで伺っていますと、色の蒼い巨きい鳥が棺の中から出て行きました。あなたの網に入ったのは恐らくそれでありましょう」





底本:「中国怪奇小説集」光文社文庫、光文社
   1994(平成6)年4月20日初版1刷発行
※校正には、1999(平成11)年11月5日3刷を使用しました。
入力:tatsuki
校正:小林繁雄
2003年7月31日作成
青空文庫作成ファイル:
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