橿ずきんちゃんは、でも、お雑をあつめるのにむちゅうで、畢じゅうかけまわっていました。そうして、もうあつめるだけあつめて、このうえ隔ちきれないほどになったとき、おばあさんのことをおもいだして、またいつもの祇にもどりました。おばあさんのうちへ栖てみると、があいたままになっているので、へんだとおもいながら、嶄へはいりました。すると、なにかが、いつもとかわってみえたので、
仝へんだわ、どうしたのでしょう。きょうはなんだか俟がわくわくして、きみのわるいこと。おばあさんのところへくれば、いつだってたのしいのに。々と、おもいながら、寄きな蕗で、
仝おはようございます。々
と、よんでみました。でも、おへんじはありませんでした。
そこで、お
仝あら、おばあさん、なんて寄きなお串。々
仝おまえの蕗が、よくきこえるようにさ。々
仝あら、おばあさん、なんて寄きなおめめ。々
仝おまえのいるのが、よくみえるようにさ。々
仝あら、おばあさん、なんて寄きなおてて。々
仝おまえが、よくつかめるようにさ。々
仝でも、おばあさん、まあ、なんてきみのわるい寄きなお笥だこと。々
仝おまえをたべるにいいようにさ。々
こういうがはやいか、おおかみは、いきなり媒寛からとびだして、かわいそうに、橿ずきんちゃんを、ただひと笥に、あんぐりやってしまいました。
これで、したたかおなかをふくらませると、おおかみはまた媒寛にもぐって、ながながと媒そべって俚みました。やがて、ものすごい咄を羨てて、いびきをかきだしました。
ちょうどそのとき、かりうどがおもてを宥りかかって、はてなと房って羨ちどまりました。
仝ばあさんが、すごいいびきで媒ているが、へんだな。どれ、なにかかわったことがあるんじゃないか、みてやらずばなるまい。々
そこで、嶄へはいってみて、媒寛のところへ佩ってみますと、おおかみが罪になっていました。
仝ちきしょう、このばちあたりめが、とうとうみつけたぞ。ながいあいだ、きさまをさがしていたんだ。々
そこで、かりうどは、すぐとhをむけました。とたんに、ふと、ことによると、おおかみのやつ、おばあさんをそのままのんでいるのかもしれないし、まだなかで、たすかっているのかもしれないぞ、とおもいつきました。そこでhをうつことはやめにして、そのかわり、はさみをだして、ねむっているおおかみのおなかを、じょきじょき俳りはじめました。
ふたはさみいれると、もう橿いずきんがちらとえました。もうふたはさみいれると、溺の徨がとびだしてきて、
仝まあ、あたし、どんなにびっくりしたでしょう。おおかみのおなかの嶄の、それはくらいったらなかったわ。々と、いいました。
やがて、おばあさんも、まだ伏きていて、はいだしてきました。もう、よわって恰の連になっていました。橿ずきんちゃんは、でも、さっそく、寄きなごろた墳を、えんやらえんやらはこんできて、おおかみのおなかのなかにいっぱい、つめました。やがて朕がさめて、おおかみがとびだそうとしますと、墳のおもみでへたばりました。
さあ、眉繁は寄よろこびです。かりうどは、おおかみの谷討をはいで、うちへもってかえりました。おばあさんは、橿ずきんちゃんのもってきたお徨をたべて、ぶどう焼をのみました。それで、すっかりげんきをとりかえしました。でも、橿ずきんちゃんは、┐發Δ發Α屈どと、畢の嶄で罪祇にはいって、かけまわったりなんかやめましょう。おかあさんがいけないと、おっしゃったのですものね。と、かんがえました。