中・米の専門家 中国のパンダを「健康診断」
成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地に、米国のパンダ研究の専門家8人が訪れた。8人は17日午前、基地の専門家との協力で、米国側が提供した新型機器を利用したパンダの医学診断と身体検査を初めて実施する。
同基地の張志和主任によると、パンダの生殖能力、発育能力に関する問題、繰り返し起こる疾病、死産、夭折などは、国内外のパンダ研究者が直面する難題だ。パンダのこうした疾病を克服し、保護をより良く行うため、同基地の繁殖研究センターは今回の技術協力プロジェクトを提案し、米国の複数の動物園から積極的な協力の申し出を受けた。
米国側は専門家グループを派遣し、機器を提供するほか、研修や指導も行う。双方の専門家グループは、18日から9日間をかけ、基地のパンダ18頭の全面的な診察と健康診断を行い、得られたデータを整理、分析して、パンダの疾病を解決するための参考資料を作成する。(編集YH)
「人民網日本語版」2004年6月18日
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