旧ユーゴの中国大使館跡、不発弾の撤去作業へ
セルビア・モンテネグロ地雷爆弾撤去センターのミハイロビッチ主任は17日、旧ユーゴスラビアの中国大使館跡に残るミサイル不発弾の除去作業を17日から開始すると発表した。
ミハイロビッチ主任は、中国大使館跡の周辺の安全を最大限に保証する前提で、今回の不発弾撤去作業を完了しなければならないと強調した。現地で処理するか安全な場所まで移送してから処理するかについては、専門家が実際の状況に基づき決定する。全ての作業が終了するには約1カ月かかる見通しだ。
旧ユーゴの中国大使館は1999年5月7日深夜、米軍による攻撃でミサイル5発が打ち込まれ、うち4発が爆発して建物が大きく破壊された。大使館の職員20人あまりが負傷し、記者3人が犠牲となった。不発弾1発は大使館の地下深くに潜りこんだままだ。(編集MM)
「人民網日本語版」2004年6月18日
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