世界において規模が最も大きな家庭装飾用品小売商であるTHE HOME DEPOT(ホーム・ディポー)は、上海で正式に中国業務発展部門を設置し、全面的に中国市場進出の準備をしている。THE HOME DEPOTに新たに就任したアジア総裁Bill E.Pattersonさんは間も無く上海に着き、年内に上海に中国初の支店を設ける計画を検討しているという。
1978年に創立されたTHE HOME DEPOTは、世界で規模が最も大きな家庭装飾用品小売商であり、または全米二番目の小売大手でもある。2002年会計年度の売上げは648億ドルに達したものである。THE HOME DEPOTは約30万の従業員を有し、アメリカ、プエルトリコ、カナダ、メキシコなどの国で1766の支店があるという。
THE HOME DEPOTが中国業務発展部門を設立するのは、国際市場占有率を広める重要な一環である。THE HOME DEPOTは先日、メキシコのHome Martを買収したばかりで、これにより、THE HOME DEPOTはメキシコでの市場占有率を倍増させたという。
THE HOME DEPOT新たに就任したアジア総裁Bill E.Pattersonさんは、「中国の消費者が家庭装飾用品に支出する場合、約70%は新居の室内空間の改善に用いられている。THE HOME DEPOTは家居装飾製品及びサービス面での優位性があり、中国で大きなビジネスチャンスを得られる。盛んに発展している経済に対して、競争がそれほど激しくない中国家居装飾用品市場もTHE HOME DEPOTが中国での発展にプラスとなる。私達が国際市場で収めた成功の発展経験によって、会社の運営模式は必ず中国で順調に進むと信じている。」と述べた。
|