三菱自動車の河添元社長ら元役員6人送検
三菱自動車製大型車のクラッチ系統の欠陥による死亡事故をめぐる業務上過失致死容疑事件で、神奈川、山口両県警は12日午前、同容疑で逮捕した同社元社長の河添克彦容疑者(67)ら元役員6人を横浜地検に送検した。
調べでは、00年7月に発覚した「クレーム隠し事件」を機に旧運輸省が不具合情報の開示を求めた際、河添元社長ら6人はクラッチハウジングの欠陥を知りながら同省に報告せず、リコール(無償回収・修理)などの措置もとらなかった過失により、02年10月に山口県内で運転手の男性を死なせた疑い。
「asahi.com」 2004年6月12日
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