
東京地下鉄の「動く広告」に使われるフィルム
東京地下鉄は3日から、銀座線溜池山王―赤坂見附駅間のトンネル内で「動く広告」を始める。150枚のフィルムを高さ約2メートルの壁面に並べると、走行中の車窓からは画像が動いて見える。1回15秒。ページをめくりながら見ると絵が動いて見えるぱらぱらマンガの原理だ。
同社は4月に民営化。暗いイメージにつながっていたトンネルに目をつけた地下鉄ならではの広告手法で、非鉄道収入の増加を狙う。「動く広告」は01年に米国アトランタの地下鉄に初登場した。香港の地下鉄も採用している。 (06/02 07:04)
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