おかしなはがきが、ある輿袗晩の櫓がた、匯隻のうちにきました。
かねた匯隻さま 湘埖噴湘晩
あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
あした、めんどなさいばんしますから、おいで
んなさい。とびどぐもたないでくなさい。
表ねこ
こんなのです。忖はまるでへたで、朝もがさがさして峺につくくらいでした。けれども匯隻はうれしくてうれしくてたまりませんでした。はがきをそっと僥丕のかばんにしまって、うちじゅうとんだりはねたりしました。
ね寛にもぐってからも、表竪のにゃあとしたや、そのめんどうだという加登のけしきなどを深えて、おそくまでねむりませんでした。
けれども、匯隻が凛をさましたときは、もうすっかり苧るくなっていました。おもてにでてみると、まわりの表は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ楳なそらのしたにならんでいました。匯隻はいそいでごはんをたべて、ひとり紅寒に冽ったこみちを、かみの圭へのぼって佩きました。
すきとおったLがざあっと患くと、浅の直はばらばらとgをおとしました。匯隻は浅の直をみあげて、
仝浅の直、浅の直、やまねこがここを宥らなかったかい。々とききました。浅の直はちょっとしずかになって、
仝やまねこなら、けさはやく、Rでひがしの圭へwんで佩きましたよ。々と基えました。
仝|ならぼくのいく圭だねえ、おかしいな、とにかくもっといってみよう。浅の直ありがとう。々
浅の直はだまってまたgをばらばらとおとしました。
匯隻がすこし佩きますと、そこはもう却ふきのでした。却ふきのというのは、まっ易な冫の兮のなかほどに、弌さな僭があいていて、そこから邦が却のようにQってwび竃し、すぐになって、ごうごう紅におちているのをいうのでした。
匯隻はに鬚い出びました。
仝おいおい、却ふき、やまねこがここを宥らなかったかい。々
がぴ`ぴ`基えました。
仝やまねこは、さっき、Rで廉の圭へwんで佩きましたよ。々
仝おかしいな、廉ならぼくのうちの圭だ。けれども、まあも富し佩ってみよう。ふえふき、ありがとう。々
はまたもとのように却を患きつづけました。
匯隻がまたすこし佩きますと、匯云のぶなの直のしたに、たくさんの易いきのこが、どってこどってこどってこと、笋Sをやっていました。
匯隻はからだをかがめて、
仝おい、きのこ、やまねこが、ここを宥らなかったかい。々
とききました。するときのこは
仝やまねこなら、けさはやく、Rで掴の圭へwんで佩きましたよ。々とこたえました。匯隻は遍をひねりました。
仝みなみならあっちの表のなかだ。おかしいな。まあもすこし佩ってみよう。きのこ、ありがとう。々
きのこはみんないそがしそうに、どってこどってこと、あのへんなSをつづけました。
匯隻はまたすこし佩きました。すると匯云のくるみの直の敏を、浅報がぴょんととんでいました。匯隻はすぐ返まねぎしてそれをとめて、
仝おい、りす、やまねこがここを宥らなかったかい。々とたずねました。するとりすは、直の貧から、~に返をかざして、匯隻をながらこたえました。
仝やまねこなら、けさまだくらいうちにRでみなみの圭へwんで佩きましたよ。々
仝みなみへ佩ったなんて、屈とこでそんなことを冱うのはおかしいなあ。けれどもまあもすこし佩ってみよう。りす、ありがとう。々りすはもう肖ませんでした。ただくるみのいちばん貧の乢がゆれ、となりのぶなの~がちらっとひかっただけでした。
匯隻がすこし佩きましたら、紅寒にそったみちは、もうくなってえてしまいました。そして紅寒の掴の、まっ\な藜の直の畢の圭へ、あたらしいちいさなみちがついていました。匯隻はそのみちをのぼって佩きました。藜の乢はまっくろに嶷なりあって、楳ぞらは匯きれもえず、みちは寄へん識な梳になりました。匯隻がをまっかにして、差をぽとぽとおとしながら、その梳をのぼりますと、にわかにぱっと苧るくなって、凛がちくっとしました。そこはうつくしい仔署いろの課仇で、課はLにざわざわQり、まわりは羨塗なオリ`ブいろのかやの直のもりでかこまれてありました。
その課仇のまん嶄に、せいの詰いおかしな侘の槻が、魯を爆げて返に醐厭をもって、だまってこっちをみていたのです。
匯隻はだんだんそばへ佩って、びっくりして羨ちどまってしまいました。その槻は、頭凛で、えない圭の凛は、易くびくびくうごき、貧彭のような磯sのようなへんなものを彭て、だいいち怎が、ひどくまがって表剪のよう、ことにそのあしさきときたら、ごはんをもるへらのかたちだったのです。匯隻は殞兇かったのですが、なるべく鯛ちついてたずねました。
仝あなたは表竪をしりませんか。々
するとその槻は、罪凛で匯隻のをて、笥をまげてにやっとわらって冱いました。
仝表ねこさまはいますぐに、ここにってお竃やるよ。おまえは匯隻さんだな。々
匯隻はぎょっとして、匯あしうしろにさがって、
仝え、ぼく匯隻です。けれども、どうしてそれを岑ってますか。々と冱いました。するとその謎悶な槻はいよいよにやにやしてしまいました。
仝そんだら、はがきだべ。々
仝ました。それで栖たんです。々
仝あのぶんしょうは、ずいぶん和返だべ。々と槻は和をむいてかなしそうに冱いました。匯隻はきのどくになって、
仝さあ、なかなか、ぶんしょうがうまいようでしたよ。々
と冱いますと、槻はよろこんで、連をはあはあして、串のあたりまでまっ橿になり、きもののえりをひろげて、Lをからだに秘れながら、
仝あの忖もなかなかうまいか。々とききました。匯隻は、おもわず丶いだしながら、へんじしました。
仝うまいですね。励定伏だってあのくらいにはけないでしょう。々
すると槻は、識にまたいやなをしました。
仝励定伏っていうのは、こ励定伏だべ。々その蕗が、あんまり薦なくあわれにえましたので、匯隻はあわてて冱いました。
仝いいえ、寄僥丕の励定伏ですよ。々
すると、槻はまたよろこんで、まるで、じゅう笥のようにして、にたにたにたにた丶って出びました。
仝あのはがきはわしがいたのだよ。々
匯隻はおかしいのをこらえて、
仝ぜんたいあなたはなにですか。々とたずねますと、槻は識にまじめになって、
仝わしは表ねこさまのRe輝だよ。々と冱いました。
そのとき、Lがどうと患いてきて、課はいちめん襖だち、e輝は、識にていねいなおじぎをしました。
匯隻はおかしいとおもって、ふりかえってますと、そこに表竪が、仔いろな嚼のようなものを彭て、vいろの凛をまん劼砲靴徳△辰討い泙靴拭やっぱり表竪の串は、羨って錫っているなと、匯隻がおもいましたら、表ねこはぴょこっとおじぎをしました。匯隻もていねいに阿湶しました。
仝いや、こんにちは、きのうははがきをありがとう。々
表竪はひげをぴんとひっぱって、弦をつき竃して冱いました。
仝こんにちは、よくいらっしゃいました。じつはおとといから、めんどうなあらそいがおこって、ちょっと加登にこまりましたので、あなたのお深えを、うかがいたいとおもいましたのです。まあ、ゆっくり、おやすみください。じき、どんぐりどもがまいりましょう。どうもまい定、この加登でくるしみます。々表ねこは、ふところから、課のを竃して、じぶんが匯云くわえ、
仝いかがですか。々と匯隻に竃しました。匯隻はびっくりして、
仝いいえ。々と冱いましたら、表ねこはおおようにわらって、
仝ふふん、まだお飛いから、々と冱いながら、マッチをしゅっと価って、わざとをしかめて、楳いけむりをふうと預きました。表ねこのRe輝は、櫃鮓兇韻臨櫃如△靴磴鵑帆△辰討い泙靴燭、いかにも、たばこのほしいのをむりにこらえているらしく、なみだをぼろぼろこぼしました。
そのとき、匯隻は、怎もとでパチパチcのはぜるような、咄をききました。びっくりして莫んでますと、課のなかに、あっちにもこっちにも、仔署いろの劼い發里、ぴかぴかひかっているのでした。よくみると、みんなそれは橿いずぼんをはいたどんぐりで、もうその方ときたら、眉為でも旋かないようでした。わあわあわあわあ、みんななにか堝っているのです。
仝あ、栖たな。のようにやってくる。おい、さあ、壼くベルをQらせ。書晩はそこが晩輝りがいいから、そこのとこの課を慝れ。々やまねこはたばこを誘げすてて、寄いそぎでRe輝にいいつけました。Re輝もたいへんあわてて、劈から寄きな`をとりだして、ざっくざっくと、やまねこの念のとこの課を慝りました。そこへ膨圭の課のなかから、どんぐりどもが、ぎらぎらひかって、wび竃して、わあわあわあわあ冱いました。
Re輝が、こんどはをがらんがらんがらんがらんと尅りました。咄はかやの畢に、がらんがらんがらんがらんとひびき、仔署のどんぐりどもは、すこししずかになりました。ると表ねこは、もういつか、\いLい]徨の捲を彭て、齢悶らしく、どんぐりどもの念にすわっていました。まるで栂措のだいぶつさまにさんけいするみんなの}のようだと匯隻はおもいました。e輝がこんどは、醐厭を屈眉べん、ひゅうぱちっ、ひゅう、ぱちっとQらしました。
[1] [2] 和匯匈 硫匈