匯
これは、暴が弌さいときに、翫の誰峠というおじいさんからきいたおです。
むかしは、暴たちの翫のちかくの、嶄表というところに弌さなお廓があって、嶄表さまというおとのさまが、おられたそうです。
その嶄表から、富しはなれた表の嶄に、仝ごん匙々という匙がいました。ごんは、匯繁ぼっちの弌匙で、しだの匯ぱいしげった畢の嶄に僭をほって廖んでいました。そして、匚でも帛でも、あたりの翫へ竃てきて、いたずらばかりしました。はたけへ秘って囀をほりちらしたり、暇Nがらの、ほしてあるのへ諮をつけたり、為侖社のY返につるしてあるとんがらしをむしりとって、いったり、いろんなことをしました。
賜拍のことでした。屈、眉晩嚏がふりつづいたそのg、ごんは、翌へも竃られなくて僭の嶄にしゃがんでいました。
嚏があがると、ごんは、ほっとして僭からはい竃ました。腎はからっと這れていて、為斧Bの蕗がきんきん、ひびいていました。
ごんは、翫の弌寒の橘まで竃て栖ました。あたりの、すすきの[には、まだ嚏のしずくが高っていました。寒は、いつもは邦が富いのですが、眉晩もの嚏で、邦が、どっとましていました。ただのときは邦につかることのない、寒べりのすすきや、cの幄が、仔いろくにごった邦に罪だおしになって、もまれています。ごんは寒和の圭へと、ぬかるみみちをiいていきました。
ふとると、寒の嶄に繁がいて、採かやっています。ごんは、つからないように、そうっと課の侮いところへiきよって、そこからじっとのぞいてみました。
仝汚噴だな々と、ごんは房いました。汚噴はぼろぼろの\いきものをまくし貧げて、劈のところまで邦にひたりながら、~をとる、はりきりという、Wをゆすぶっていました。はちまきをしたの罪っちょうに、まるいcの~が匯まい、寄きな\徨みたいにへばりついていました。
しばらくすると、汚噴は、はりきりWの匯ばんうしろの、期のようになったところを、邦の嶄からもちあげました。その嶄には、屮の功や、課の~や、くさった直ぎれなどが、ごちゃごちゃはいっていましたが、でもところどころ、易いものがきらきら高っています。それは、ふというなぎの弦や、寄きなきすの弦でした。汚噴は、びくの嶄へ、そのうなぎやきすを、ごみと匯しょにぶちこみました。そして、また、期の笥をしばって、邦の嶄へ秘れました。
汚噴はそれから、びくをもって寒から貧りびくを輿返においといて、採をさがしにか、寒貧の圭へかけていきました。
汚噴がいなくなると、ごんは、ぴょいと課の嶄からとび竃して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんはびくの嶄の~をつかみ竃しては、はりきりWのかかっているところより和返の寒の嶄を朕がけて、ぽんぽんなげこみました。どの~も、仝とぼん々と咄を羨てながら、にごった邦の嶄へもぐりこみました。
匯ばんしまいに、湊いうなぎをつかみにかかりましたが、採しろぬるぬるとすべりぬけるので、返ではつかめません。ごんはじれったくなって、^をびくの嶄につッこんで、うなぎの^を笥にくわえました。うなぎは、キュッと冱ってごんの遍へまきつきました。そのとたんに汚噴が、鬚Δら、
仝うわアぬすと匙め々と、どなりたてました。ごんは、びっくりしてとびあがりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの遍にまきついたままはなれません。ごんはそのまま罪っとびにとび竃して匯しょうけんめいに、にげていきました。
ほら僭の除くの、はんの直の和でふりかえってましたが、汚噴は弖っかけては栖ませんでした。
ごんは、ほっとして、うなぎの^をかみくだき、やっとはずして僭のそとの、課の~の貧にのせておきました。
屈
噴晩ほどたって、ごんが、置廁というお為侖の社のYを宥りかかりますと、そこの、いちじくの直のかげで、置廁の社坪が、おはぐろをつけていました。勹塁の仟汚lの社のうらを宥ると、仟汚lの社坪がをすいていました。ごんは、
仝ふふん、翫に採かあるんだな々と、房いました。
仝採だろう、拍疾かな。疾なら、湊皇や却の咄がしそうなものだ。それに及匯、おmにのぼりが羨つはずだが々
こんなことを深えながらやって栖ますと、いつのgにか、燕に橿い小のある、汚噴の社の念へ栖ました。その弌さな、こわれかけた社の嶄には、寄の繁があつまっていました。よそいきの彭麗を彭て、劈に返蔽をさげたりした溺たちが、燕のかまどで諮をたいています。寄きなの嶄では、採かぐずぐず幇えていました。
仝ああ、壤塀だ々と、ごんは房いました。
仝汚噴の社のだれが棒んだんだろう々
お怜がすぎると、ごんは、翫の長仇へ佩って、鎗仇iさんのかげにかくれていました。いいお爺櫃如∂hく鬚Δ砲蓮△廓の塁功欲が高っています。長仇には、ひがん雑が、橿い下のようにさきつづいていました。と、翫の圭から、カ`ン、カ`ン、と、がQって栖ました。壤塀の竃る栽です。
やがて、易い彭麗を彭た壤双のものたちがやって栖るのがちらちらえはじめました。蕗も除くなりました。壤双は長仇へはいって栖ました。繁?が宥ったあとには、ひがん雑が、ふみおられていました。
ごんはのびあがってました。汚噴が、易いかみしもをつけて、了兎をささげています。いつもは、橿いさつま囀みたいな圷櫃里いゎが、きょうは採だかしおれていました。
仝ははん、棒んだのは汚噴のおっ銚だ々
ごんはそう房いながら、^をひっこめました。
その、ごんは、僭の嶄で深えました。
仝汚噴のおっ銚は、寛についていて、うなぎが奮べたいと冱ったにちがいない。それで汚噴がはりきりWをもち竃したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとって栖てしまった。だから汚噴は、おっ銚にうなぎを奮べさせることができなかった。そのままおっ銚は、棒んじゃったにちがいない。ああ、うなぎが奮べたい、うなぎが奮べたいとおもいながら、棒んだんだろう。ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。々
眉
汚噴が、橿い小のところで、拓をといでいました。
汚噴は書まで、おっ銚と屈繁きりで、しいくらしをしていたもので、おっ銚が棒んでしまっては、もう匯繁ぼっちでした。
仝おれと揖じ匯繁ぼっちの汚噴か々
こちらの麗崔の瘁からていたごんは、そう房いました。
ごんは麗崔のそばをはなれて、鬚Δ悗いかけますと、どこかで、いわしを咾詆がします。
仝いわしのやすうりだアい。いきのいいいわしだアい々
ごんは、その、いせいのいい蕗のする圭へ恠っていきました。と、置廁のおかみさんが、Y笥から、
仝いわしをおくれ。々と冱いました。いわしは、いわしのかごをつんだを、祇ばたにおいて、ぴかぴか高るいわしをI返でつかんで、置廁の社の嶄へもってはいりました。ごんはそのすきまに、かごの嶄から、励、鎗ぴきのいわしをつかみ竃して、もと栖た圭へかけだしました。そして、汚噴の社のY笥から、社の嶄へいわしを誘げこんで、僭へってかけもどりました。余嶄の梳の貧でふりかえってますと、汚噴がまだ、小のところで拓をといでいるのが弌さくえました。
ごんは、うなぎのつぐないに、まず匯つ、いいことをしたと房いました。
[1] [2] 和匯匈 硫匈