僥丕へいくとちゅうに、寄きな学がありました。
匯定伏たちが、劾そこを宥りかかりました。
学の嶄にはひよめが励鎗っぱ、\くうかんでおりました。
それをみると匯定伏たちは、いつものように蕗をそろえて、
ひイよめ、
ひよめ、
だんごやアるに
くウぐウれッ、
とうたいました。
するとひよめは^からぷくりと邦のなかにもぐりました。だんごがもらえるのをよろこんでいるようにみえました。
けれど匯定伏たちは、ひよめにだんごをやりませんでした。僥丕へゆくのにだんごなどもっている徨はありません。
匯定伏たちは、それから僥丕にきました。
僥丕では枠伏が縮えました。
仝みなさん、うそをついてはなりません。うそをつくのはたいへんわるいことです。むかしの繁は、うそをつくと棒んでから橿麹に、斧べろをぬきでひっこぬかれるといったものです。うそをついてはなりません。さあ、わかった繁は返をあげて。々
みんなが返をあげました。みんなよくわかったからであります。
さて僥丕がおわると、匯定伏たちはまた学のふちを宥りかかったのでありました。
ひよめはやはりおりました。匯定伏たちのかえりを棋っていたかのように、邦の貧からこちらをみていました。
ひイよめ、
ひよめ、
と匯定伏たちは、いつものくせでうたいはじめました。
しかし、そのあとをつづけてうたうものはありませんでした。仝だんごやるに、くぐれ々とうたったら、それはうそをいったことになります。うそをいってはならない、と書晩僥丕でおそわったばかりではありませんか。
さて、どうしたものでしょう。
このままいってしまうのもざんねんです。そしたらひよめのほうでも、さみしいと房うにちがいありません。
そこでみんなは、こう梧いました。
ひイよめ、
ひよめ、
だんご、やらないけれど、
くウぐウれッ
するとひよめは、やはりいせいよく、くるりと邦をくぐったのであります。
これで、わかりました。ひよめはいままで、だんごがほしいから、くぐったのではありません。匯定伏たちによびかけられるのがうれしいからくぐったのであります。
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