しかたがないので、たぬきはまた枠に羨って、こんどは採でも壼くこうの表まで佩きつこうと房って、うしろもふりかずにせっせとiいていきました。うさぎはそのひまに、ふところから諮嬉ち墳を竃して、仝かちかち。々と諮をきりました。たぬきはへんに房って、
仝うさぎさん、うさぎさん、かちかちいうのは採だろう。々
仝この表はかちかち表だからさ。々
仝ああ、そうか。々
と冱って、たぬきはまたiき竃しました。そのうちにうさぎのつけた諮が、たぬきの嘘嶄のしばにうつって、ぼうぼう伴え竃しました。たぬきはまたへんに房って、
仝うさぎさん、うさぎさん、ぼうぼういうのは採だろう。々
仝こうの表はぼうぼう表だからさ。々
仝ああ、そうか。々
とたぬきが冱ううちに、もう諮はずんずん嘘嶄に伴えひろがってしまいました。たぬきは、
仝あつい、あつい、廁けてくれ。々
とさけびながら、嶄でかけ竃しますと、表Lがうしろからどっと患きつけて、よけい諮が寄きくなりました。たぬきはひいひい日き蕗を貧げて、逗しがって、ころげまわって、やっとのことで伴えるしばをふり鯛として、僭の嶄にかけzみました。うさぎはわざと寄きな蕗で、
仝やあ、たいへん。諮並だ。諮並だ。々
と冱いながら「っていきました。
眉
そのあくる晩、うさぎはおみその嶄に牝がらしをすりzんでこうやくをこしらえて、それを隔ってたぬきのところへお玲いにやって栖ました。たぬきは嘘嶄嶄寄やけどをして、うんうんうなりながら、まっくらな僭の嶄にころがっていました。
仝たぬきさん、たぬきさん。ほんとうにきのうはひどい朕にあったねえ。々
仝ああ、ほんとうにひどい朕にあったよ。この寄やけどはどうしたらなおるだろう。々
仝うん、それでね、あんまりの蕎だから、わたしがやけどにいちばん旋くこうやくをこしらえて隔って栖たのだよ。々
仝そうかい。それはありがたいな。さっそくぬってもらおう。々
こういってたぬきが諮ぶくれになって、橿次にただれている嘘嶄を竃しますと、うさぎはその貧に牝がらしみそをところかまわずこてこてぬりつけました。すると嘘嶄はまた諮がついたようにあつくなって、
仝いたい、いたい。々
と冱いながら、たぬきは僭の嶄をころげまわっていました。うさぎはその徨をてにこにこしながら、
仝なあにたぬきさん、ぴりぴりするのははじめのうちだけだよ。じきになおるから、富しのgがまんおし。々
と冱って「っていきました。
膨
それから膨、励晩たちました。ある晩うさぎは、
仝たぬきのやつどうしたろう。こんどはひとつ今にBれ竃して、ひどい朕にあわせてやろう。々
と鏡り冱を冱っているところへ、ひょっこりたぬきがたずねて栖ました。
仝おやおや、たぬきさん、もうやけどはなおったかい。々
仝ああ、おでたいぶよくなったよ。々
仝それはいいな。じゃあまたどこかへ竃かけようか。々
仝いやもう、表はこりごりだ。々
仝それなら表はよして、こんどは今へ佩こうじゃないか、今はおさかながとれるよ。々
仝なるほど、今はおもしろそうだね。々
そこでうさぎとたぬきはBれだって今へ竃かけました。うさぎが直の巍をこしらえますと、たぬきはうらやましがって、まねをして輿の巍をこしらえました。巍ができ貧がると、うさぎは直の巍に\りました。たぬきは輿の巍に\りました。べつべつに巍をこいで_へ竃ますと、
仝いいお爺だねえ。々
仝いいけしきだねえ。々
とてんでんに冱いながら、めずらしそうに今をながめていましたが、うさぎは、
仝ここらにはまだおさかなはいないよ。もっと_の圭までこいで佩こう。さあ、どっちが壼いか尸しよう。々
と冱いました。たぬきは、
仝よし、よし、それはおもしろかろう。々
と冱いました。
そこで匯、屈、眉とかけ蕗をして、こぎ竃しました。うさぎはかんかん巍ばたをたたいて、
仝どうだ、直の巍はXくって堀かろう。々
と冱いました。するとたぬきもけないになって、巍ばたをこんこんたたいて、
仝なあに、輿の巍は嶷くって嬋健だ。々
と冱いました。
そのうちにだんだん邦がしみて輿の巍は雲れ竃しました。
仝やあ、たいへん。巍がこわれてきた。々
とたぬきがびっくりして、寄さわぎをはじめました。
仝ああ、葡む、葡む、廁けてくれ。々
うさぎはたぬきのあわてる徨をおもしろそうにながめながら、
仝ざまをろ。おばあさんをだましてして、おじいさんにばばあ岫を奮わせたむくいだ。々
と冱いますと、たぬきはもうそんなことはしないから廁けてくれと冱って、うさぎをおがみました。そのうちどんどん巍は雲れて、あっぷあっぷいうまもなく、たぬきはとうとう葡んでしまいました。
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