您现在的位置: 贯通日本 >> 作家 >> 岡本 綺堂 >> 正文

中国怪奇小説集(ちゅうごくかいきしょうせつしゅう)01

作者:未知  来源:青空文库   更新:2006-8-27 17:38:16  点击:  切换到繁體中文

底本: 中国怪奇小説集
出版社: 光文社文庫、光文社
初版発行日: 1994(平成6)年4月20日
入力に使用: 1999(平成11)年11月5日3刷
校正に使用: 1999(平成11)年11月5日3刷

 

中国怪奇小説集

凡例

岡本綺堂




一、この一巻は六朝・唐・五代・宋・金・元・明・清の小説筆記の類から二百二十種の怪奇談を抄出した。あえて多しというではないが、これにって支那しなのいわゆる「志怪の書」の大略は察知し得られると思う。
一、この一巻を成したのは、単に編者の猟奇趣味ばかりでない。編者の微意は本文中の「開会の辞」につくされているから、ここに重ねて言わない。
一、訳筆は努めて意訳を避けて、原文に忠ならんことを期した。しかも原文にればとかくに堅苦しい漢文調に陥るのへいあり、平明通俗を望めば原文に遠ざかるのうらみあり、その調和がなかなかむずかしい。殊に浅学の編者、案外の誤訳がないとは限らない。謹んで識者の叱正をつ。
一、同一の説話が諸書に掲出されている例は少なくない。甲に拠るか、乙をさぐるか、時代の先後によるか、その採択に迷う場合もしばしばあったが、それは編者が随意に按排あんばいすることにした。
一、支那には狐、鬼、神仙の談が多い。しかも神仙談は我が国民性に適しないと見えて、比較的に多く輸入されていない。したがって、この集にも神仙談は多く採らなかった。
昭和十年九月、古中秋無月の夕
岡本綺堂





底本:「中国怪奇小説集」光文社文庫、光文社
   1994(平成6)年4月20日第1刷発行
   1999(平成11)年11月5日第3刷発行
※校正には、1999(平成11)年11月5日3刷を使用しました。
入力:tatsuki、門田裕志
校正:小林繁雄、もりみつじゅんじ
2003年7月31日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。




●表記について
  • このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。


 

作家录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇作家:

  • 下一篇作家:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    没有任何图片作家

    广告

    广告