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かなしい恋の物語、シェークスピアの『ロミオとジュリエット』は、名せりふ満載である。若い2人が、敵同士である互いの家名を捨てたいと嘆く場面は、特に名高い▼
在莎士比亚的爱情悲剧「罗密欧与朱丽叶」中,充满了著名诗句。(其中又以)身为知己却是敌人的两人年轻人,想要抛弃各自家族名分而仰天长叹的那场戏最为出名。
〈名前ってなに? 薔薇(ばら)と呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま〉(小田島雄志訳)。共感を誘うのは真理を突いているからだろう。だが半面、名前そのものにも消しがたい「香り」は宿る。呼び換えることで、名前の纏(まと)うもろもろが、失(う)せてしまうこともある▼
(名分算得了什么?称为玫瑰的那花儿,即使改成了其他名字仍旧是香气宜人)(小田島雄志译)。(这句话)之所以能引起共鸣,也正是触及到了真理的缘故吧。但反过来说,名字这东西却蕴含着无法轻易抹去的「韵味」。要是换一种称呼,(那些)伴随于名字的诸多东西也就一同消失了。
「聾(ろう)学校」という名前を、「聴覚特別支援学校」に変える動きがある。学校教育法の改正を受けての措置だという。それに待ったをかける静岡市の山本直樹さん(35)の話が、先ごろ本紙に載った。自身も聾学校で学び、「聾」という言葉に誇りがある▼
有迹象表明「聋学校」这个名字要改成「听觉特别支援学校」。听说是为了适应修正后的学校教育法而采取的措施。本报之前登载过来自静冈市,要求停止这种做法的山本直树先生的发言:(我)本人也在聋哑学校学习,对「聋」这个字感到骄傲。
全日本聾唖(ろうあ)連盟も改名に反対している。学校は長い歴史を持ち、手話などの聾文化を育んできた。さまざまな香りが、その名にこもる。そして「特別支援学校」では、聾者が、支援される低い側に位置づけられると、山本さんは心配する▼
全日本聋哑联盟也反对改名字。学校历史悠久,孕育了手语这类的聋哑文化。这个名字里包含了各种各样的韵味。而在「特别支援学校」里,山本先生担心,聋哑者会处在一个不被足够重视的地位。
お役所表現はしばしば、冷ややかな香を放つ。最近の筆頭は「後期高齢者」だろう。75歳以上につけられた名称だ。「ついに年齢の断崖(だんがい)に追い詰められた感」などの不評が、本紙声欄に寄せられている▼
政府表现平淡,放着冷冷的味道。最近的热点是「后期高龄者」吧。这是对75岁以上老人起的称呼。「最终有被高龄逼上绝路的感觉」之类的投诉,被本报声栏专栏集中刊登了。
別の名前にしてみても現実はそのまま、かもしれない。しかし、たとえば枝豆を、以前の役所統計のように「未成熟大豆」とつづれば、居酒屋の品書きは味気ない。老いの日々を温めるような呼び名はなかったのだろうか。
即使试着换成其他名字,实际情况也就这样了。但是,若把青豆,照以前政府统计的那样叫成「未成熟大豆」的话,酒场里的菜单也太无聊了。(老人们的投诉)难道是因为少了“让老人每天都过的温暖”之类的称呼吗?(难道是有了这样的称呼就可以改变的吗?) |