●初夢 昔から初夢で1年の吉凶を占う風習がある。初夢の夜は大晦日、元日、正月2日、節分等があるが、一般には正月2日の夜の夢が初夢とされている。室町時代から、良い夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵に「永き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」という回文(逆さに呼んでも同じ文)の歌を書いたもの枕の下に入れて眠ると良いとされている。これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをする。
●初荷 新年の商い始めの荷物。現在では仕事始めの4日ごろに荷物を送ることが多くなっている。
●初売り、初商 商店等は2日に店を開けて初売りを始める。最近では元日から店を開ける所も多くなって来た。
●仕事始め 農初め、舟の乗り初め、初舟、初山入り、山初め
●書き初め 年が明けて初めて書や絵をかく行事。書き初めで書いたものを左義長で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。
●縫い初め
●弾き初め
●はき初め
●初風呂
●皇室一般参賀 天皇陛下ほか皇族の方々が、皇居宮殿のバルコニーで国民の参賀に応える。1925(大正14)年に中止されていたが、1948(昭和23)年に再開された。 ●月ロケットの日 1959(昭和34)年、ソ連が世界初の月ロケット・ルーニク(ルナ)1号の打ち上げに成功した。月から6500kmの所を通過して月面を観測した後、太陽の周囲を回る軌道に入り初の人工惑星になった。その年2月に打ち上げられた2号は月に命中し、3号は月の裏側の撮影に成功、1966(昭和41)年1月のルナ9号は初めて月面軟着陸に成功した。
●箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走) 学生長距離界最大の駅伝競走で、東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路5区間、復路5区間の合計10区間・214.7kmで争われる。関東学生陸上競技連盟(関東陸連)に加盟している関東の大学のうち、昨年の大会で9位までに入った大学と、予選会で勝ちあがった6校の計15校が出場する。1920(大正9)年に第1回大会が開催され、1956(昭和31)年からは、1月2日に往路、3日に復路を走るようになった。
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