●七草、七種、七種粥(ななくさ、ななくさがゆ) 春の七種を刻んで入れた七種粥を作り、万病を除くまじないとして食べる。七種は、前夜、俎に乗せ、囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。呪術的な意味ばかりでなく、おせち料理で疲れた胃を休め、新鮮な野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。「春の七種」とは以下の7種類。 芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)。
●人日(じんじつ) 五節句のひとつ。古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日として、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。7日目を人の日(人日)として、犯罪者に対する刑罰は行わないことにした。
●爪切りの日 新年になって初めて爪を切る日。七草を浸した水に爪をつけて、柔かくして切るとその年は風邪をひかないと言われる。
●千円札の日 1950(昭和25)年、初めて千円札が発行された。肖像画は聖徳太子。不出来の500億円分が廃棄処分された。
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