●秋分(しゅうぶん) 秋分(しゅうぶん)は二十四節気のひとつ。毎年9月23日ごろ。また、この日から寒露までの期間も秋分という。『暦便覧』には「陰陽の中分なれば也」とある。春分と同様に、秋分では昼夜の長さがほぼ同じになるが、実際には日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。秋分の日を中日に7日間が秋の彼岸でもある。
●秋分の日(Autumnal Equinox) 1948(昭和23)年から国民の祝日。秋の彼岸の中日でもあり、「祖先をうやまい、亡くなった人を偲ぶ」ことが趣旨とされる。例年9月23日ころ。春分の日・秋分の日の日付は、その前年の2月1日に国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定される。よって、2年後以降の春分の日・秋分の日は確定していない。
●不動産の日 「ふ(2)どう(十)さん(3)」の語呂合せ。全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が1984(昭和59)年に制定。
●海王星の日 1846年、ベルリン天文台のガレが海王星を発見した。1781年の天王星の発見以降、その軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、その外側にさらに惑星があるためだと考えられていた。そのためいろいろな科学者が天王星の軌道の乱れ等を元に未知の惑星の大きさや軌道・位置を計算した。そして、フランスのル・ベリエが計算で予言した場所に新しい惑星が発見された。イギリスのアダムスもその場所を突き止めていたため、ル・ベリエとアダムスが共同発見者とされている。
●万年筆の日 1809年、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し特許を取得した。
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