正在开发P2P方式发送系统“Peer Impact”的美国Wurld Media公司日前宣布，已经从美国索尼米高梅音乐娱乐（Sony BMG Music Entertainment）、美国环球唱片（Universal Music Group）、美国华纳音乐（Warner Music Group）公司那里得到以文件形式发送几乎所有的音乐内容的权利。据Wurld公司称，该公司目前还在跟英国百代公司（EMI Group plc）进行谈判，预计不久就能签定处理百代音乐内容的合同。Peer Impact目前正在进行内部测试，计划2005年第1季度正式提供发送服务。

　　自P2P方式文件共享系统“Napster”于1999年亮相以来，众多P2P系统为成为合法的媒体发送系统，一直都在与著名唱片公司联络、希望获得音乐内容的发送权利。但是，在此之前著名唱片公司一直视P2P系统视为非法内容交换系统，并拒绝了所有此类要求。虽说2004年3月经营P2P方式发送系统的英国WippIT公司曾公布了发送英国BMG UK & Ireland、百代和英国Sony Music UK公司内容的合同，不过WippIT公司可发送的内容范围不清楚，存在一些限制，比如百代公司的内容只能从百代公司的服务器直接下载，而不是通过P2P系统。

　　Wurld公司董事长兼首席执行官格雷格·科博尔（Greg Kerber）强调说：“与我们开发的新一代技术相比，可以说过去的技术还很稚嫩。”同时表示，Peer Impact发送服务将在该公司旗下的美国LX系统公司开发的“Cooperative Communication Network（CCN）”技术平台上投入运营。据此人称，CCN技术已经被采用于美军正在免费提供的计算机游戏软件“America’s Army（美军）”的发送服务中。据LX系统公司网站公布的信息称，作为CCN，首先由该服务所运营的服务器将内容文件发送到客户端电脑中。通过加入该服务的大量客户端对文件共享，使网络不断扩大。将文件发送给客户端之后，还能由服务器端执行内容检索、对象客户端管理，内容认证等功能。在内容的安全保障中据称使用了“业界标准技术”。

　　除音乐外，Wurld公司还瞄准了游戏及影像等内容发送。科博尔表示：“我们拥有的技术可以满足2年后的市场需要。”

ピア・ツー・ピア（P2P）型の配信システム「Peer Impact」を開発中の米Wurld Media, Inc.は，米Sony BMG Music Entertainmentや米Universal Music Group，米Warner Music Groupから，ほとんどの音楽コンテンツをファイルで配信する権利を得たと発表した。Wurld社によると，同社は英EMI Group plcとも現在交渉中で，まもなくEMI社の音楽コンテンツを扱う契約も結べる見込みという。Peer Impactは社内でベータ版が動作している状態で， 2005年第1四半期に正式な配信サービスを開始する予定である。

　P2P型のファイル共有システム「Napster」が1999年に登場して以来，多くのP2P型システムが合法的なメディア配信システムを狙って，大手レコード会社にコンテンツを扱う権利を要求してきた。しかし，最近まで大手レコード会社はP2P型システムはコンテンツを違法に扱うシステムと見なし，この依頼のほとんどを断ってきた。2004年3月にP2P型配信システムを運営する英WippIT Ltd.が，英BMG UK & Ireland Ltd.やEMI社，英Sony Music UK社のコンテンツを配信する契約を発表した例があるが，WippIT社が配信できるコンテンツの範囲がハッキリせず，EMI社のコンテンツはP2PシステムではなくEMI社のサーバから直接ダウンロードするしかないなど，制約があった。

　Wurld社のChairman兼CEOであるGreg Kerber氏は，「我々が開発した次世代の技術と比較したら，今までの技術は原始的といえる」と主張する。同氏によると，Peer Impactの配信サービスは，Wurld社傘下の米LX Systems社が開発した「Cooperative Communication Network」（CCN）技術上で運営する。同氏によるとCCN技術は，米軍が無料で提供しているコンピュータ・ゲーム・ソフトウエア「America’s Army」の配信に既に採用されている。LX Systems社の WWWサイトによると，CCNでは，まずサービスが運営するサーバが，クライアント側のパソコンにコンテンツ・ファイルを配信する。このファイルを，サービスに加入した複数のクライアントが共有していくことで，ネットワークが拡大するという。ファイルをクライアントに配信した後も，コンテンツの検索や配信先のクライアントの管理，コンテンツの認証などの機能はサーバ側で実行する。コンテンツのセキュリティの確保には，「業界標準技術」を使っているという。

　Wurld社は音楽だけでなく，ゲームやビデオなどのコンテンツの配信も狙っている。「我々は2 年後の市場を考えた技術を持っている」とKerber氏は語る。