黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)市で5月に旧日本軍の遺棄した化学兵器が見つかった現場で、日本による回収作業の準備が完了した。回収作業が17日正午から正式に始まった。作業員は17日、すでに除去した砲弾52発に対する鑑別・確認作業を手順どおりに行ったのみで、現場に残っている多数の砲弾に対する作業はまだ行われていない。17日の調査作業は午後5時20分ころ終了した。作業チームのこれまでの調査の状況から見て、現場には毒ガス弾を含めた砲弾が1千発前後残っている可能性が高いという。
作業チームの毒ガス弾処理能力は1日あたり約50発。砲弾1千発の鑑別・確認・密封を完了するまでの任務は非常に重い。(編集MM)
「人民網日本語版」2004年6月18日
|