大相撲上海場所が終了 総合優勝は白鵬
北京・上海の2都市で開かれた2004年大相撲中国公演が10日夜、中国の観客の盛大な拍手と歓声の中で終了した。最終日の会場となった上海体育館は、興奮の渦に巻き込まれた。 10日夜に行われた上海場所の総合優勝決定戦では、モンゴル出身の前頭、白鵬が圧倒的な強さを見せつけ、9日の優勝者、朝青龍を倒して総合優勝を飾った。 今回の中国公演は、横綱・朝青龍に素晴らしい印象を残したようだ。横綱は「場所の雰囲気がとても良かった。観客もとても温かかった」と話した。力士たちは9日と10日、上海で2回の公演を行い、それぞれ1万人前後の観客が訪れた。 日中友好協会の名誉顧問で、2004年大相撲中国公演代表団の野中広務団長は、「日本の大相撲が31年ぶりに再度中国で上演されたことを大変光栄に思う。日中国交正常化以来、両国の各分野での交流は大きな発展を遂げており、今回の中国公演が両国人民の相互理解をさらに促進し、両国関係の発展を推進することを希望する」と語った。(編集YH) 「人民網日本語版」2004年6月11日
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